オイコノミア しくじる前に!借金の経済学 カードローンで破たんした経済学者の話 坂井豊貴教授




◇放送局・放送日時
Eテレ・2017/11/1水)・22:00~

◇内容(なんとなく)

坂井先生ガチガチに緊張?

カードローンで破たんした経済学者の話

「しくじり先生」パロディ
オイコノミア #275

坂井豊貴教授 借金年表

◆大学進学時
広島から早稲田大学進学

【投資型】

奨学金(教育ローン)

日本学生支援機構の奨学金には利子付き・無利子の2種類がある

神戸大学大学院からアメリカ留学
学費免除を勝ち取り、生活費も支給された

Schalarship=奨学金
返済をしないのが当たり前

2016年度の奨学金受給率 38%
(※日本学生支援機構調べ)

奨学金の返済を3ヶ月以上延滞している人は約16万人

延滞すると金融機関のブラックリストに記載される
カードや住宅ローンの借り入れは、全額返済の5年後までNGとなる

入口は借りやすいが、出口は普通の金融商品と同じ

◆住宅ローンを組む
慶應義塾大学准教授時代

【平準型】

住宅ローン

コンサンプション・スムージング(消費の平準化)

住宅ローンのおかげで住む家が今日も明日も平準化される
支払いの金額も平準化される

金融技術の発明

利息

【単利】
元金にのみ利息が付いていく

【複利】
元金と利息の合計金額に利息が付いていく

※100万円以上の貸し付けの場合、上限金利は15%

一般的にローンは複利で金利がつく

実際は返済しながら利息が付いていくが、長期間お金を借りると相当額の利息を払うことになる

◆乱れた消費生活
慶應義塾大学教授に昇格

不定期に印税が入ってくると自分の生活予算が分からなくなる

クレジットカード

現金よりクレジットカードの方が支出額が23%増加する
(出典:デビッド・クルーガー著『「お金」のシークレット』※Amazonへリンク)

チャリティでカード払いにした場合2倍以上に
(出典:リチャード・A・フェインバーグ「Credit Cards as Spending Facilitating Stimuli:A Conditioning Interpretation」)

【浪費型】

カードローンのキャッシング
150万円

借り入れ限度額が自分の貯金のような気がしてくる

多重債務
複数の貸金業者から借金をすること

セルフイメージを「賢い人」から「バカな人」にアップデート

「徳川家康三方ヶ原戦役画像」(徳川美術館所蔵)
自分の愚かさを忘れないために徳川家康はこの絵を生涯大切にしたといわれる

坂井豊貴 己を律する四か条

一、クレジットカードを解約
一、インターネット上の決済情報を削除
一、ネット通販は代引きのみを使用
一、財布を百均のものに変更

自分への戒め

【コミットメント】
自分の行動をあえて縛ることで目的を達成すること

◆「借金」は将来の自分から借りる

【又吉直樹の経済ポエム】

無いお金は使わないという考え方もある

【次回】
経済学で“やり直す”には?
ゲスト:小倉優子

◇出演者
又吉直樹

坂井豊貴(慶應義塾大学教授)

吉村崇(平成ノブシコブシ)

赤嶺総理、鈴木もぐら、浅生ハルミン、ラリー遠田

◇クレジット(一部)
<音楽>void ov void

<うた>ロコムーン

<CG>阿部伸吾

<題字>又吉直樹

<ナレーション>朴ろ美(「ろ」は王ヘンに路)

<イラスト>浅生ハルミン

<撮影>石井有生

<取材>中村侑太郎

<ディレクター>橋本皓平

<プロデューサー>田川友紀

<制作統括>湯沢克彦

<制作>NHKエデュケーショナル

<制作協力>テレコムスタッフ

<制作・著作>NHK



スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク