スポーツイノベーション データでアスリートはどこまで強くなれるのか いわきFCの取り組み




◇放送局・放送日時
NHKBS1・2018/6/10(日)・21:00~

◇内容(なんとなく)

◆サッカー界に旋風いわきFC(東北2部リーグ)

いわきFC vs 福島ユナイテッド(J3)
天皇杯福島県代表決定戦
2018年5月13日

2-1で勝利し、東北2部リーグのアマチュアチームながら代表を射止めた

2017年の天皇杯2回戦
いわきFC vs コンサドーレ札幌(J1)
延長5-2で勝利し、ジャイアントキリングを果たした

▼“個人データ”が作る屈強な肉体

いわきFCパーク(福島県いわき市)

練習の6割以上が筋力トレーニング

チームドクター(順天堂大学助教)
齋田良知

選手全員の遺伝子分析

遺伝子別トレーニング

パフォーマンスコーチ 鈴木拓哉

▼“遺伝子の違い”で鍛え方を変える

筋力のタイプを決める遺伝子(ACTN3)
RR型(パワー型)
RX型(中間型)
XX型(持久型)

平岡将豪(RR型)
重いバーベルを少ない回数挙げる

久永翼(RX型)
パワー型より負荷を下げ回数を増やす

骨格筋が劇的に変化した

▼世界を見据えた戦略

いわきFC 社長・総監督
大倉智

フィジカルスタンダードを世界基準にする

強いフィジカルがサッカーを変える

▼隠れた披露を“医学”で探せ!

「筋硬度計」
エストニアの分析機器

尿の比重
尿が重くなる→内臓疲労

前屈
数値が低い→太もも裏や腰の疲労

下半身ジャンプ
滞空時間が短い→下半身全体の疲労

全身ジャンプ
滞空時間が短い→筋肉全体の連動が悪い

眼球
ピント調節の筋肉で調節に時間がかかる→判断力低下

【蝶形骨】
眼球を乗せる骨
内蔵の筋膜につながっている

▼2018年開幕戦
いわきFC vs 会津オリンパス

GPS内臓センサー「カタパルトX4」

いわきFC監督 田村雄三

低速・中速・高速移動を分類

データから見えた課題

課題克服!戦い方を進化

▼いわきFCのスローガン

1)いわき市を東北一の都市にする

2)日本のフィジカルスタンダードを変える

3)人材育成と教育を中心に据える

▼スポーツデータの活用

福島県の子供たちに

2017年いわきFC育成組織発足

アスレチックアカデミー講師
小俣よしのぶ

磐崎幼稚園(いわき市)
体の動かし方を教える取り組み

パワーポジション

アスレチックアカデミー講師
鈴木秀紀

◆個人データを生かすアメリカの最新システム

2016-2017フェデックスカップランキング101位
スコット・スターリングス

▼手首でアナリストとつながる

手首装着型センサー「WHOOP Strap」

24時間着けたままで生活
心拍数、活動量、睡眠時間など様々なデータを記録できる

データはアナリストに送られアドバイスを受けることができる

WHOOP社(ボストン)
CEO ウィル・アーメッド

睡眠の質

▼コンディションをはかる“心拍変動”

最後の熟睡前5分間
心拍変動を最も正確に測定できる

【心拍変動】
心拍のゆらぎ

疲労やストレスが低ければ心拍変動は大きい
アスリートが力を出しやすい状態

疲労やストレスが溜まると心臓の動きが悪くなり心拍変動は小さい

WHOOP社パフォーマンス部部長
クリスティン・ホルムズウィン

スターリングス選手担当
A・J・ベーカー

指導
・疲れを残さないトレーニングメニュー
・パフォーマンスを高めるための睡眠のとり方

フェデックスカップランキング41位まで上昇

◇出演者
パトリック・ハーラン、向井一弘

中西哲生、橋口寛(慶應義塾大学大学院SDM研究科特任講師)

◇クレジット(一部)
<ナレーション>高川裕也

<映像デザイン>小野裕之

<CG制作>泉谷有香

<取材>萩原雅行

<ディレクター>佐藤憲正

<プロデューサー>國分禎雄、相場章

<制作統括>倉迫啓司、山下敏男

<制作>NHKグローバルメディアサービス

<制作協力>テレビマンユニオン

<制作・著作>NHK



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