◇放送局・放送日時
NHKBS1・2018/5/27(日)・21:00~
◇内容(なんとなく)
2018FIFAワールドカップ
◆勝利への戦略
来月開幕!西の監督の戦略に迫る
サッカー日本代表 西野朗 監督
ハリルホジッチの解任を受け跡を継いだ
「システムありき」から「選手ありき」に
「オプタ」
世界最大規模のスポーツデータ会社
過去のFIFAワールドカップ、世界の主要リーグのデータ
「データスタジアム」(東京・港区)
国内のスポーツデータ会社
Jリーグや日本代表のデータ
「番組独自の集計」
◆西野の戦略 データで徹底分析
マイアミの奇跡
Jリーグ三冠
Jリーグ最多勝利監督
▼個を生かす“柔軟性”
アトランタオリンピック
ブラジル戦タックル数
日本 36
ブラジル 20
タックル数
服部年宏 8
鈴木秀人 7
松田直樹 5
伊東輝悦 5
路木龍次 4
スピードもあり1対1の強さもある服部年宏を左アウトサイドからボランチに起用
ジュニーニョをマーク
「挑戦 ブラジルを破るまでの軌跡」西野朗著
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▼“組織力”で戦う
2005年ガンバ大坂Jリーグ初優勝
ボールを奪われてから5秒未満に奪い返した回数が相手チームよりも圧倒的に多い
▼日本代表候補選手(4/18発表時点)
GK 川島永嗣、東口順昭、中村航輔
DF 長友佑都、槙野智章、吉田麻也、酒井宏樹、酒井高徳、昌子源、遠藤航、植田直道
MF 長谷部誠、青山敏弘、本田圭佑、乾貴士、香川真司、山口蛍、原口元気、宇佐美貴史、柴崎岳、大島僚太、三竿健斗、井手口陽介
FW 岡崎慎司、大迫勇也、武藤嘉紀、浅野拓磨
西野監督はポジションに捕われない起用をする考え
◆オプタで見えた日本代表の課題
▼防げなかった“エリア内”シュート
2014FIFAワールドカップチーム別セーブ率
被ペナルティエリア内・枠内シュートとセーブの比率
1位 コスタリカ 86%
2位 エクアドル 80%
3位 ナイジェリア 79%
4位 ドイツ 76% M.ノイアー
5位 イラン 75%
30位 日本 33%
ペナルティエリア内の守備
▼“永遠の課題”シュートの決定力
2014FIFAワールドカップシュートデータ
90分あたりのシュート本数
1位 ガーナ 18.7
2位 フランス 17.8
3位 ベルギー 17.4
4位 ポルトガル 17.3
5位 日本 16.3
しかしシュート得点率は…
日本は32チーム中30位の4.08
極めて効率が悪かったことがわかる
日本代表のシュートの内訳
シュート総数49本/PA内21本/枠内5本(10.2%)
上位チームと決定的な差がある
ゴールキーパーだけの問題だけではない
▼決定力の新たな指標
【xGゴール期待値】
シュートの距離と角度
シュートの種類(ヘディング・右足・左足など)
ディフェンダーの位置と数
ゴールキーパーの位置
xGゴール期待値とゴール数(PKを除く)
イングランドプレミア2017/18シーズン(※シュート20本以上)
1位 M.サラー(エジプト)期待値合計22.76 ゴール数31 期待値合計との差8.24
2位 H.ケイン(イングランド)期待値合計22.46 ゴール数28 期待値合計との差5.54
3位 R.マレズ(アルジェリア)期待値合計6.53 ゴール数12 期待値合計の差5.47
4位 L.サネ(ドイツ)期待値合計5.76 ゴール数10 期待値合計との差4.24
5位 R.フィルミーノ(ブラジル)期待値合計9.87 ゴール数14 期待値合計との差4.13
111位 岡崎慎司 期待値合計6.67 ゴール数6 期待値合計との差-0.67
ドイツブンデスリーガ
9位 武藤嘉紀 期待値合計4.97 ゴール数8 期待値合計との差3.03
52位 香川真司 期待値合計4.47 ゴール数5 期待値合計との差0.53
91位 大迫勇也 期待値合計4.60 ゴール数4 期待値合計との差-0.60
エジプト代表FW
プレミアリーグ・リバプール所属
M.サラー
総シュート数 144本
xGゴール期待値合計 22.76
実際のゴール数 31本(PKを除く)
差 8.24
▼グループリーグ突破のカギとなるのは?
vs コロンビア(世界ランキング16位)
6/19サランスク
vs セネガル(世界ランキング28位)
6/24エカテリンブルク
vs ポーランド(世界ランキング10位)
6/28ボルゴグラード
初戦が重要
◆コロンビア戦
攻撃の中心ハメス・ロドリゲス
コロンビアのパス交換頻度 対ペルー戦
パス成功本数 185本
ハメス・ロドリゲスが関わったパス 64本
▼パスの供給源を抑えろ!
ハメス・ロドリゲスとアベル・アギラルのパス連携
ハメスへの供給源を抑えろ!
攻撃のエリア別割合 対ペルー戦
サイドからの攻撃が多い
▼サイドの裏を狙え!
18番DF ファブラ
4番DF アリアス
ヒートマップを見ると敵陣でプレイすることが多くなっている
サイドバックが頻繁に攻め上がるコロンビア
ボールの奪い方が重要
◇出演者
パトリック・ハーラン、向井一弘
山本昌邦
◇クレジット(一部)
<ナレーション>高川裕也
<映像デザイン>小野裕之
<CG制作>下屋勇人
<VFX>山口岳
<技術>伊藤勇
<取材>山本祐吏
<ディレクター>名和香章、足立聡介
<プロデューサー>石塚一之、相場章
<制作統括>倉迫啓司、山下敏男
<制作>NHKグローバルメディアサービス
<制作協力>太平洋少年倶楽部
<制作・著作>NHK