マツコが紐解く日本の風俗「かたせ梨乃が進駐軍の前で踊り狂った時代…とマツコ」 飛田新地/あべのスキャンダル/吉原遊廓/赤線・青線




◇放送局・放送日時
日テレ・2018/10/8(月)・23:59~0:54

◇内容(なんとなく)

最も妖しい輝きを放っていた時代をマツコ・デラックスと共に振り返る番組

2018年3月18日OA「仲村トオルが地井武男にワッパを掛けられた時代…とマツコ」に続く第2弾

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風俗が最も輝いていた時代

現在、風俗で働いている女性は約30万人(出典「夜の経済学」)

渡辺豪 遊郭研究家「カストリ書房」代表

井上章一 国際日本文化研究センター教授

近代風俗 風俗産業革命時代

風俗商業主義時代の発端

飛田新地

大正時代、大阪西成に生まれた遊郭街

1958年 売春防止法施行

「遊郭」から「料亭」へ

160軒の「料亭」が並ぶ

5本の通りが「青春通り」「メイン通り」「大門通り」「熟女通り」「年金通り」と年齢順になっている

飛田新地料理組合の協力による映像

あべのスキャンダル

大阪市阿倍野区にあったアイデア商法で一世を風靡した風俗店

写真週刊誌と話題作りをしていた(井上章一・談)

1980年代に人気を集めていたノーパン喫茶が、夜11時になるとトップレス牛丼「ちち乃屋」になる

「カワイイだけでは流行らない」

伊藤裕作 風俗ライター

エロチックラーメン
暴走ピンクサロン
競輪ストリップ
喪服サロン

バブル時代に価格競争

川崎堀之内激安ソープランド

2004年 石原慎太郎都知事(当時)が新宿歌舞伎町浄化作戦を決行

その後、無店舗型風俗「デリバリーヘルス」が生まれた

夜の経済学 /扶桑社/荻上チキ
by カエレバ

吉原遊郭 風俗創成期時代

江戸幕府に認められた唯一の遊郭

東京ドーム約1.5倍の敷地に、最盛期約3000人の女性がいた

店は格付けされ「大見世」「中見世」「小見世」

安原眞琴 吉原研究の権威 立教大・法政大・大正大講師

「花魁」芸事と教養を身に着けている片手に収まるほどの一握り

「遊女」

「振袖新造(ふりそでしんぞ)」妓楼の主に認められた器量良し

「留袖新造(とめそでしんぞ)」

「禿(かむろ)」10歳未満の娘

風俗嬢というよりは、女優やアイドルに近い存在だった

花魁は江戸庶民のファッションリーダーとして呉服店とタイアップし広告塔の役割も果たしていた

身請けされない多くの女性は梅毒で死んでいった(当時は不治の病だった)

殆どの場合、親は引き取りに来ず「投げ込み寺」に埋葬される

合法

「遊郭」江戸では吉原
「宿場」品川、内藤新宿、板橋、千住(「飯盛り女」と呼ばれる遊女)

非合法

「岡場所」非合法の売春街(40~50ヶ所)
「夜鷹」違法で個人営業

吉原炎上/DVD/DUTD-02128
by カエレバ

戦後の赤線・青線 風俗大航海時代

1946年 GHQにより公娼制度廃止

遊郭は解体されたが、政府は特定地域に限り営業を認めた

「赤線」赤で囲まれたエリア

吉原、千住柳町、亀有、玉の井、立石、東京パレス(小岩)、新小岩、鳩の街、亀戸、洲崎、新宿二丁目、品川、武蔵新田

「青線」非合法の営業

赤羽、板橋、王子、池袋、新宿、千住五丁目、亀有、山谷、上野、押上、亀戸、神田、新橋、五反田、渋谷、品川、大森、蒲田

パンパン(パン助)

三大パンパン一家

上野 ノガミのスミ子(血桜組)、鉄拳のオキヨ

新宿 ジュクの良子(ローズ団)

有楽町 ラクチョウのお時(ラクチョウ一家)

池袋 バクダン一家 大政小政

新橋 バシンのお文

肉体の門/DVD/DUTD-02470
by カエレバ

ヨコハマメリー

娼婦として74歳まで街に立った女性

2005年1月17日永眠 享年83

映画「ヨコハマメリー」監督 中村高寛

ヨコハマメリー/DVD/REDV-00575
by カエレバ

現代の天使 風俗嬢コレクション

「出没!アド街ック天国」風

現役風俗嬢45人一気見せ!

市原りな

なつき

ハズキ

すう

まほ

りんご

めい

さくら

みみ

さくら

倉光あん

明日香ゆずな

有岡

持田

ころろ

風間

ゆう

せいら

ゆきの

さや

うさぎ

よもぎ

ねね

ゆら

まゆみ

さりー

如月ありさ

一条あや

えみり

みよ姫

せな

吉木もな

SAKURA

塵袋店長

ちひろ

なつめ愛莉

ひな

ひかり

まみ

はな

飛田新地の女性42~45番は名前なし

※当番組が目指すのは風俗をめぐる文化と精神性の考察であり、違法風俗を肯定しない事を明言する

◇出演者

マツコ・デラックス

友近、渡辺豪、井上章一

◇クレジット(一部)

<企画・演出>高橋敬治

<構成>八代丈寛、田代裕、塩野智章、西田哲也

<ナレーション>窪田等

<TM>望月達史

<SW>鎌倉和由

<CAM>中村哲也

<装置>相馬勇

<装飾>辻光久

<MIX>五十嵐愛

<VE>岩原正明

<照明>木村弥史

<美術プロデューサー>牧野沙和

<美術デザイン>熊崎真知子

<メイク>小島梨香

<スタイリスト>色部聖子

<編集>永岡大輔(オムニバスジャパン)

<MA>和田龍彦(オムニバスジャパン)

<音響効果>岡田淳一

<イラスト>綿谷寛、28KEY

<リサーチ>金田佑馬、廣瀬仁美

<ロケ協力>飛田新地料理組合、kaku-butsu、プルプルグループ、SOIREE CLUB

<協力>毎日新聞社、国立国会図書館、Kjeld Duits Collection/MeijiShowa.com、東映、アフロ、千葉市美術館、ジョン・ダワー・三浦陽一・高杉忠明訳『敗北を抱きしめて(上)』岩波書店、朝日新聞社、嵯峨釈迦堂、MeijiShowa.com、Forbs JAPAN 2017年7月号、国立歴史民俗博物館

<デスク>兒島理佳子

<TK>山沢啓子

<AD>清野翔太郎、中津祐亮、松本早紀

<ディレクター>渡辺剛、田中雄大、三谷三四郎、一場孝夫

<演出>大輪和孝

<プロデューサー>鈴木淳一、大平進士、坪井理紗、開発勇輔、梶山智未

<チーフプロデューサー>東井文太

<制作協力>EPOCL

<製作著作>日テレ



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