◇放送局・放送日時
TBS・2017/6/1(木)・23:56~
◇内容(なんとなく)
架空の存在だと思われていたロビンソン・クルーソーその実在のモデルに迫る旅
フィクションと現実の狭間…物語を旅する男 高橋大輔
おとぎ話など物語はフィクションと思われているがフィクションの中に“話の元”となった事実がある
その物語の真実を辿るのが探検のテーマ
【浦島太郎】
『日本書紀』に登場する「浦嶋子」がモデル
浦島太郎伝説
京都 浦嶋神社
竜宮城は秦の始皇帝の別荘だったのではないか
設楽「浦島太郎で1時間引っ張れる
◆人生最大の探検
ロビンソン漂流記の主人公を追いかける旅
1990年 大手広告会社勤務
『ロビンソン漂流記』ダニエル・デフォー著
完全なフィクションではなくモデルがいた
『世界探検史』という本のコラムと出会う
「ロビンソン・クルーソー」は「アレクサンダー・セルカーク(Alexander Selkiek)」という記述
18世紀スコットランドの船乗り
南米チリ沖合の小さな島
1992年 短い休暇でスコットランド・ラルゴで情報収集
しかし情報は集められず
「一流探検家集団に仲間入り作戦」
1830年設立されたイギリス王立地理学協会
特別会員だけが閲覧できる資料を読みたい
『世界探検史』を翻訳して日本語で出すから特別会員にしてほしいと直談判
しかし王立地理学協会でも手がかりはなかった
「セルカークが生活した島への上陸作戦」
1994年 1ヶ月有給休暇を取って探検へ
ロビンソン・クルーソー島
面積は練馬区程度
セルカークになりきってサバイバル生活
1ヶ月生活したが全く次に繋がる情報が見つからなかった
1999年 『ロビンソン・クルーソーを探して』出版(新潮社)
「探検をテレビ番組にしちゃう作戦」
2001年
フジテレビ「野村宏伸のロビンソン。クルーソーを探して」
野村宏伸が1人でサバイバル生活を送りセルカークの追体験をする
高橋単独取材には口を閉ざしていた島民がテレビクルーには住居跡があることを語る
その時、野村宏伸は大切なシーンに立ち会わず
石積みの住居跡
水場
海への見晴らし
日陰
食料
平地
しかし断定はできず
島自体が国立公園で勝手に発掘調査はできない
「会社を辞めて発掘調査をしちゃう作戦」
2003年 退社して探検家になる
ナショナルジオグラフィック社へ探検資金の援助を要請
広告代理店にいたからこそのプレゼン能力と英語力を駆使
2005年 再度島に上陸
住居跡を発掘するも、誰かが暮らしていた証明にはなるが、セルカークだった証明にはならない
3日目
レンガが出てくる
セルカークの時代にはレンガはない…
それよりも深く掘ればセルカークの時代が出てくると信じた
20日目
焚き火跡
柱を立てていた穴(原始的な家の跡)
セルカークの物的証拠
ディバイダ(航海用具)の先端が見つかる
感動の大元になりたい
ハイラム・ビンガム
マチュピチュを発見した探検家
遺跡を訪れることが探検家の追体験である
高校生の英語の教科書「CROWN」
スティーブ・ジョブズ、キング牧師に並んで高橋大輔のついて掲載されている
焚き火跡の炭で年代測定は可能
しかし個人を特定することはできない
ディバイダの先端の発見がなければ難しかった
今でも世界中の博物館で折れたディバイダはないか聴いている
住居跡発見の時に野村宏伸を立ち会わせなかったことで後で揉めていたらしい
その後、連絡は取っていない
【次回】
アジアで戦う流浪のサッカー選手
【告知】
「クレイジージャーニー」DVD第4弾発売中
◇出演者
松本人志(ダウンタウン)、設楽統(バナナマン)、小池栄子
高橋大輔
◇クレジット(一部)
<ナレーター>銀河万丈
<構成>高須光聖、小山賢太郎、戸田倫彰、飯塚大悟
<美術P>齋藤傑
<デザイン>木村真梨子
<リサーチ>亀田貴誠
<AD>山田恭平、宇佐美慧太、吉川公美子、岡美優
<ディレクター>塩谷泰孝、今村光宏、高畑忠司、久野公嗣、浜田諒介、加用裕紀、野村和矢
<ロケ>シオプロ
<MP>渡辺英樹
<AP>新貝元章
<演出>横井雄一郎
<プロデューサー>坂本義幸
<製作著作>TBS