球辞苑~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち~ 「けん制」




◇放送局・放送日時
NHKBS1・2017/11/25(土)・23:00~

◇内容(なんとなく)

キーワードは「けん制」
(視聴者リクエスト2016年度 第2位)

約1.2秒の攻防

世界の盗塁王・福本豊
「けん制はされるのではなく、させるもの」

お言葉「重要であり、重要でない」

けん制の回のゲストに鈴木尚広
(前回は「リード」の回に登場)

・(あの場面で)アウトになった瞬間、どうやってベンチに帰ろうかと考えた(鈴木尚広)

◆2017年プロ野球全体けん制数

投球数 25万7117球
けん制数 7103球

けん制死数 62(0.87%)

◆一塁へ最も速いけん制を投げた投手は?
(※キビタキビオ計測)

1位 西勇輝
2位 涌井秀章
3位 関谷亮太
4位 石田健太(左腕最速)
5位 美馬学

◆投手けん制刺数ランキング(2008~2017年)

1位 西勇輝 20
2位 前田健太 16
3位 涌井秀章 11
3位 ディクソン 11
5位 牧田和久 9
5位 グライシンガー 9

◆西勇輝(オリックス)

けん制はセンス
緩急やパターンを変えバリエーションを増やす

セットに入る前のけん制はボークのリスクが少ない

自由な姿勢で送球することでスピードアップ
走者は動きが読めないのでアウトの確率がアップする

けん制の得意な投手はランナーを弄ぶ。ランナーの自由が奪われる(鈴木尚広)

けん制であまり刺されることがないので刺された相手は覚えている
涌井秀章 オールスターなのにこんな速いけん制をするなんて…(鈴木尚広)

◆2008~2017年投手けん制頻度ランキング(少ない順)

1位 山崎康晃 -(まだけん制を投げたことがない)
2位 マシソン 50.0
3位 ファルケンボーグ 38.1
3位 ソーサ 34.1
5位 三上朋也 27.7

※けん制頻度=投球数÷けん制数
※走者一塁時を対象
※走者一塁時の投球数500以上の投手を対象

「もしかしたら」があるとスタートが遅れる。けん制を投げないピッチャーの方が怖い(鈴木尚広)
また下を向くことになるんじゃないかと…

山崎康晃はいつけん制をするのか?

◆横山竜二(元広島東洋カープ)

・重心の位置

一球目が最速と思い込ませる
けん制のは入りを見せておく
ホームへ投げるイメージを作っておいてけん制
優れた選手ほどわずかな変化を見落とさない

・正確な送球

見えているふりをしている
三塁ベースを見て三塁ベースの裏側に投げるイメージ

・二塁けん制の技術

野手とのサインプレー

マーティ・ブラウン監督
「サインじゃなくてもショートの動きを見てけん制できる」

横山竜二のけん制はただしつこいなと思ってました。本気で刺しに来ているのがわかった投手(鈴木尚広)

一番怖いピッチャーは無表情(鈴木尚広)
能見篤史投手は無表情

◆捕手のけん制技法 一塁編(里崎智也)

送球は左肩のラインを一塁に向ける

左打者のインコースに投げさせ背後に回ることで走者の死角に入りやすい

◆捕手のけん制技法 三塁編(里崎智也)

右打者の場面、アウトコースに外し打者の右サイドから送球
捕球と同時に右足に重心を移動する

ランナーと三塁が交錯しない

打者を利用し、走者の死角になるコースへ投球させる

三塁へ帰塁する時にヘッドスライディングする走者はボールが走者に当たる可能性が減る

◆2017年被けん制ランキング

1位 田中広輔 205回
2位 西川遥輝 201回
3位 源田壮亮 188回
3位 秋山翔吾 171回
5位 京田陽太 166回

◆秋山翔吾(埼玉西武ライオンズ)
ルーキーながら様々な攻撃パターンが考えられる2番バッター源田がいるおかげで、探りを入れてくるけん制が多かった

リードは大きく気持ちは一塁

走るからこそ、けん制が来る(鈴木尚広)

◆鈴木尚広流けん制もらうテクニック

リラックスして表情を変えない

投手にとりあえずやってみようと思わせる

◆けん制の極意

山内孝徳(南海ホークス~ダイエーホークス)

重要であり、重要でない

二塁に行かせないための研究

・ランナーを見たままホームに投球

二塁でもランナーを見たまま投球
バッターはタイミングが合わせづらくバッターにも有効

けん制には審判との駆け引きもあった

ボークすれすれの技術を追求
しかし1987年、年間最多ボークの記録も作った

◆編集部のまとめ
けん制とはキング・オブ・趣味である(金沢慧)

◇出演者
徳井義実(チュートリアル)、塙宣之(ナイツ)、キビタキビオ(野球ライター)、金沢慧(データスタジアム)

里崎智也、鈴木尚広

◇クレジット(一部)
<ナレーター>土屋伸之(ナイツ)

<資料提供>データスタジアム

<構成>吉野宏、向山佳綱

<ディレクター>守山龍之介

<演出>中澤智有、鴛海剛

<プロデューサー>チェユンソン

<制作統括>嘉悦登、江刺一誠

<制作>NHKエンタープライズ

<制作協力>万作

<制作・著作>NHK



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