Bizトーーク! #1 次世代動画ビジネス 西田二郎、下川猛、佐藤詳悟、前田裕二




◇放送局・放送日時
BSスカパー!・2017/12/4(月)・23:00~

◇内容(なんとなく)
ビジネスにまつわる今話題のキーパソンをゲストに招き業界の裏側をじっくりと聞いていくトーク番組

テーマ:次世代の動画ビジネス

・西田二郎
読売テレビ編成企画部長

・下川猛
フジテレビFOD担当

・佐藤詳悟
縦型動画アプリ「th:rty」ゼネラルプロデューサー
スマートフォンに特化した新たな縦型30秒動画サービス
縦で短くて面白い物を作るのは作家やディレクターにとって新しい課題

元吉本興業でロンドンブーツ1号2号のマネージャーをやっていた

・前田裕二
SHOWROOM代表取締役
「SHOWROOM」ライブ配信
視聴者が可視化されている

同期:視聴者と演者が同じ時間を共有している
SHOWROOMは全コンテンツがライブ
回遊するシステム

現在は広告利益ゼロ

◆動画ビジネスの分類
長尺←→短尺
プロ←→アマチュア

コンテンツ価値

体験価値

共感価値

「ネットでしかできない」

◆地上波テレビは生き残れるのか!?

・西田二郎
地上波が残らないと経済が滅茶苦茶になってしまう
地上波が残らないといけないと危機感を感じているスタッフが少ない

日本のバラエティはテレビがあったからできた存在

・佐藤詳悟
限られたメディアにお金が集まっている方がいいモノができる
ネットはライバルが多く予算が分散されるのでコンテンツが中途半端になってしまう欠点がある

・下川猛
テレビからインターネットへという流れは止められない
地上波とネットの両方で交流や実験をして上手くやっていくべき

・前田裕二
テレビには双方向性がないのが欠点
若い世代は見ているコンテンツに直接影響を与えられることに高い満足度を得ている
アクションしたらリアクションがあるのが前提になっている世代
dボタンのコンテンツは逆に空しさを感じるコンテンツ

B向け
企業(クライアント)がお金を払うビジネスモデル

C向け
コンシューマー(一般視聴者)がお金を払うモデル

視聴者が偶像(B向け)から身近(C向け)に傾き始めているが、地上波はC向けが取れていない

以前の関西のテレビ局では「身近」という意味で深夜にダラダラ朝まで生放送をやっていたから、東京よりも関西の方が生き残れる可能性が高いかもしれない(西田二郎)

テレビよりもネットの方がフィー(出演料)が高くなったら本気度が変わる(西田二郎)
あまりギャラが変わらない状態に来ている(アンタ柴田)

◆動画戦国時代を斬る

▼スカパー!について

・下川猛
一緒にやっている部署がある
作っている側としては流せるところがたくさんあるのでチャンス

▼AbemaTV72時間ホンネテレビについて

・佐藤詳悟
他では見られないコンテンツを気軽にすぐ見れるかどうかが重要
アプリはダウンロードは必要なため不利
すごいお金を出してユーザーのスマホにAbemaTVをすぐに見られる状況にしたので成功

・前田裕二
受け身コンテンツ(広告収入)なのか?能動コンテンツ(ユーザー課金)なのか?
ビジネスモデルをいまだ設計しきれていない
アメーバ藤田社長は必ずしも広告収入だけで考えているわけではない

◆4人が考える未来の動画ビジネスとは

・前田裕二
「レストラン」と「スナック」に二極化する
作っている側がどっちをやっているのか意識する必要がある

・佐藤詳悟
みんな一緒に。
アウトプットの多様化

・下川猛
チャンス!
制作者にも出演者にも

・西田二郎
みんなで一緒にやろう!
テレビはオフラインだから他と協業していく術をあまり知らない

【次回】
12/18(月)午後11時O.A.
エンジェル投資家
家入一真、赤坂優、中川綾太郎

◇出演者
柴田英嗣(アンタッチャブル)、皆藤愛子

西田二郎、下川猛、佐藤詳悟、前田裕二

◇クレジット(一部)
<構成>藤谷弥生

<ディレクター>和田恭幸、大久保翔太、蔡理皓

<編成>渡部康弘

<演出>両角誠

<プロデューサー>照井健太郎、佐藤詳悟

<制作著作>スカパー!、FIREBUG



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