◇放送局・放送日時
NHKBS1・2017/12/10(日)・21:00~
◇内容(なんとなく)
【日本選手の“現在地”】
◆ダルビッシュ有“世界一”への模索
ダルビッシュ有
ロサンゼルスドジャース
リリースポイントを8.6cm下げた
ドジャース投手コーチ
R.ハニカット
肘の手術前より空振り率が低下
特にボールゾーンのスライダーを見極められていた
フォーム改造で空振り率はアップした
國學院大學
神事努 准教授
野球動作分析の専門家
サイドスピンをかけやすいフォームになった
▼ワールドシリーズ
ドジャース vs アストロズ
10/27 第3戦に登板
1回2/3 4失点
11/1の世界一を決定する第7戦でも打ち込まれた
スポーツライター 丹羽政善
ダルビッシュがフルカウントで投げる球種(2017年)
スライダー 44.3%
フォーシーム 37.4%
カットボール 10.9%
ツーシーム 6.3%
その他 1.1%
◆打つのが難しい投手の秘密
M.シャーザー
2017年サイヤング賞
K.ヘンドリクス
フォーシームの平均回転数はメジャー全体を大きく下回るが点はあまりとられない
MLB公式アナリスト
M.ペトリエーロ
【ピッチトンネル】
ホームベースから7.2mの位置
打者が打つかどうか判断する最終ポイントとされている
トンネルポイントまで同じ軌道でボールが来ればストレートか変化球かを見極めるのが難しい
◆前田健太を変えた“エクステンション”
前田健太
ロサンゼルスドジャース
【エクステンション】
ピッチャープレートからボールをリリースした地点までの距離
10cm違うだけで体感速度で5km/h違う
◆田中将大最悪の前半戦
田中将大
ニューヨークヤンキース
得点圏に走者がいる時の被打率が悪化していた
▼データの力で復活
それまでは感覚で投げていた
根本から見直した投球術
進化したスライダー
変化量が大きくなっていた
▼0.2%のスプリット
トップスピン
田中将大自身も知らなかった事実
“魔球”スプリットの秘密はトップスピン
◆44歳イチローの“現在地”
データに刻まれたイチローの戦い
イチロー
メジャー最年長野手
スポーツライター 丹羽政善
外角低めのボール球に手を出している確率がかなり高くなっていた
代打安打27本はメジャー記録まであと1本だった
ベースランニングのトップスピード
メジャー平均を上回っているだけでなく、更にスピードアップしている
年度別平均スイングスピードも上がっている
◆12月・東京でSTATCASTのセミナーが開催された
球団関係者・メーカー・研究者らが参加
STATCAST開発メーカー
J.インゼリロCTO
◇出演者
パトリック・ハーラン、向井一弘
小宮山悟、平原沖恵
◇クレジット(一部)
<ナレーション>高川裕也
<取材>吉田康晴、谷島広治郎
<ディレクター>奥泉裕之、三浦大輝
<制作統括>田中正俊、田中廣喜、山下敏男
<制作>NHKグローバルメディアサービス
<制作・著作>NHK