◇放送局・放送日時
TBS・2018/3/21(水)・23:56~
◇内容(なんとなく)
【菊野昌宏の時計作りの旅】
菊野昌宏(35歳)
2000万円の腕時計を作る男
「独立時計師」
デザインや部品製作から組み立てまで全て1人で行う
ロレックス、パテックフィリップ、オーデマピゲなど高級時計は分業制
時計修理の学校で学んだ後、ほぼ独学でマスター
28歳で「和時計」を完成させた
2011年世界最大の時計見本市「バーゼルワールド」出展
30歳で「独立時計師協会」に最年少&日本人初の入会を許された
2015年「和時計・改・暁鐘」発表 2100万円
多くても年に1本しか作れない
◆自宅兼工房
千葉県船橋市
腕時計内部の200を超える部品を全て作る
美学&こだわり
自分の手の動きで物を作ることが面白い
ネジも自作
独立時計師の基本作業
「和時計」
江戸時代初期~明治時代に使われた現代とはちがう時刻制度
「万年時計」(1851年)
東芝創業者「東洋のエジソン」田中久重
東芝未来科学館に複製品が展示されている
◆完全一点物
「ORIZURU」(2013年)
「木目」(2014年)
「朔望」(2016年)
「而今」
「トゥールビヨン」
「個性的なデザイン」&「からくり」を愛でてもらいたい
◆ロンドンへの旅
今回の旅の目的
「脱進機」
時計の動力「ゼンマイ」をコントロールする重要な仕組み
独立時計師 ロバート・ブレイ
英国王室に時計を献上したことのある凄腕時計師
大航海時代
振り子時計では波の揺れや温度変化に弱く海上で正確に時を刻めなかった
イギリス政府は懸賞金をかけ海上でも正確な時計の開発を呼びかけた
1735年
ジョン・ハリソン
「マリンクロノメーター」
「クロノメーター」の名前はは「正確な時計」の代名詞になっている
◆BHI時計博物館(アップトン)
「MUSEUM OF TIME KEEPING」
イギリス時計協会が運営
1000点以上の時計
300年前から時を刻む時計も
尺時計
枕時計
和前時計
◆SINCLAIR HARDING
ロバート・ブレイの工房
家族と11人で分業して製作している
年間に作れる時計は約12本
「最終的に製作者の魂がこもるのは手作業」
「時計作りは美女とセックスすることと同じ」
どれも500万円以上の作品
マリンクロノメーターの再現
3000万円
菊野が見たかった「グラスホッパー脱進機」
▼1ヶ月後、早速脱進機の図面を描いていた
松本「時計って時間見るために存在してるのに見てて時を忘れる…
◆今後の目標
後世に「こんな時計作った人が昔いたんだ」と思わせるような時計を作りたい
【次回】
丸山ゴンザレス×LAの闇
殺人事件、麻薬、売春、ギャング
◇出演者
松本人志(ダウンタウン)、設楽統(バナナマン)、小池栄子
菊野昌宏
◇クレジット(一部)
<ナレーター>銀河万丈
<構成>高須光聖、興津豪乃、小山賢太郎、戸田倫彰、飯塚大悟
<美術P・デザイン>木村真梨子
<リサーチ>亀田貴誠
<スタイリスト>高堂のりこ、渡辺光、えなみ眞理子
<AD>山田恭平、山崎勇人、吉川公美子、岡美優、前上門周汰、田村智彦
<ディレクター>塩谷泰孝、今村光宏、高畑忠司、久野公嗣、浜田諒介、加用裕紀、野村和矢
<ロケ>シオプロ
<MP>渡辺英樹
<AP>新貝元章
<演出>横井雄一郎
<プロデューサー>坂本義幸
<製作著作>TBS