[新] 球辞苑~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち~「初球」




◇放送局・放送日時
NHKBS1・2017/11/11(土)・23:00~

◇内容(なんとなく)
キーワードは「初球」

一流の勝負哲学が凝縮
初球の攻防に迫る!

今年も球辞苑の季節

お言葉「全力で甘めに」

・広島ファンはペナントレース以降の記憶がありません(徳井義実)

・初球にボールが多いのはストライクから入って打たれると怒られるから(里崎智也)

初球結果別出塁率では初球がストライク(見送り・空振り・ファウル)の場合とボールだった場合では、1割程度違っている
初球ストライクが大切なことがわかる

・巨人の2軍コーチは急に決まった(片岡治大)

【初球の投球術】

◆2017年 初球ストライクゾーン率ランキング

1位 山中浩文 66.7%
初球の球種 ストレート54%・スライダー25%・カーブ12%
初球の投球結果 見逃し56.7%・ファウル19.2%・安打8.5%
初球を痛打されることが多かった

2位 マイコラス 64.4%
初球の球種 ストレート44%・スライダー21%・カーブ21%
今シーズンリーグ最多の187奪三振

3位 牧田和久 60.5%
初球の球種 ストレート54%・スライダー26%・シュート13%
初球の投球結果 見逃し60.0%・ファウル20.0%・安打3.3%
初球被安打率が低い

4位 野上亮磨 60.1%
初球の球種 ストレート58%・スライダー21%・チェンジアップ12%
初球の投球結果 見逃し59.7%・凡打13.0%

5位 秋山拓巳 59.8%
初球の球種 ストレート51%・カットボール24%
初球の投球結果 見逃し64%・ファウル13.3%

◆2008~2017年初球ストライクゾーン率
1位 渡辺俊介 57.9%
2位 成瀬義久 57.3%
3位 吉見一起 56.7%
4位 内海哲也 56.13%
5位 前田健太 56.11%

◆渡辺俊介(元千葉ロッテマリーンズ)
初球においてアンダースローの投手は打者が慣れていないため有利
覚悟を持って、振ってくれる場所に投げる
初球から際どいボールを投げない

「全力で甘めに最高のボールを投げる」

北川博敏、礒部公一など狙い球を絞って決め打ちをしてくるバッターは怖い

構えたところに投げて初球を打たれるのはキャッチャーの責任?

・質の高い球はコースが甘くても甘い球に感じられない(片岡治大)

【初球の打撃術】

◆2017年初球打率
(※初球で50打数以上の打者対象)

1位 丸佳浩 .430
チャンスでの安打率が高く初球決勝打5本

2位 島内宏明 .429

3位 筒香嘉智 .412
安打の半分以上が右方向への引っ張り

4位以下
バレンティン .411
栗山巧 .400
茂木栄五郎 .397
マギー .395
松山竜平 .393
柳田悠岐 .388
中田翔 .387

◆2017年初球スイング率
(※初球被投球数300以上の打者対象)

1位 倉本寿彦 47.5%
539打席で四球は18
得点圏時初球スイング率もトップ(47.3%)

2位 エルドレッド 43.7%

3位 上林誠知 41.2%

◆2017年初球本塁打数ランキング

1位 8本
ロペス、梶谷隆幸、茂木栄五郎、ゲレーロ

◆2008~2017年初球本塁打ランキング

1位 中村剛也 49本
2位 阿部慎之助 46本
3位 バレンティン 45本

中村剛也
基本ストレート狙いでタイミングが合えば振っていく

・打率の低い打者が初球でアウトになると球場全体が冷ややかな雰囲気に(里崎智也)

・得点圏にランナーがいる時の初球は投手の得意な球がきやすい(里崎智也)

【初球の盗塁術】

2008~2017年投球数別盗塁成功率
盗塁企図数は2球目が多いが、成功率は初球が高い

◆2008~2017年初球盗塁数ランキング

1位 片岡治大 95
2位 西川遥輝 72
3位 糸井嘉男 70
4位 本多雄一 60
5位 大島洋一 52

◆片岡治大流 初球盗塁を成功させるためのリードの技法

右投手 5歩半
左投手 6歩半

ライン上を前後に動き、遠近法を利用してリード幅を錯覚させる
ブレーキを意識した方がスタートを切りやすい
迷わず勇気をもってスタートを切る

・足の速いランナーが出塁した直後は初球に変化球を使いたい(里崎智也)

◆初球の極意

杉浦享(元ヤクルトスワローズ)

「初球には手を出さない」

試合展開と投手の特徴を踏まえ、初球の結果から二球目以降の配球を読む

ホームベース寄りに構えて投手に圧力をかけてストライクを簡単に取らせない

三冠王進行中だった杉浦に中西・木戸の阪神バッテリーがビーンボールを投げてきたので、次の打席で木戸の脛をバットで殴った

1球目で配球が読める

通算安打1434本のうち703本が2ストライク後の安打

読みやすかった投手
桑田真澄
ピュアでデータ通りの精密機械のような投球術

日本シリーズ初の代打サヨナラ満塁ホームラン

◆編集部のまとめ
初球とは勇気である(片岡治大)

◇出演者
徳井義実(チュートリアル)、塙宣之(ナイツ)、キビタキビオ(野球ライター)、竹石健太郎(データスタジアム)

里崎智也、片岡治大

◇クレジット(一部)
<ナレーター>土屋伸之(ナイツ)

<資料提供>データスタジアム

<構成>吉野宏、向山佳綱

<ディレクター>井出雄一、財田正剛、片岡靖就

<演出>中澤智有

<プロデューサー>石津多恵子

<制作統括>嘉悦登、江刺一誠

<制作>NHKエンタープライズ

<制作協力>万作

<制作・著作>NHK

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